2009年10月 6日 (火)

品種

前回ブログで紹介した、栗きんとん作り。

栗きんとんを作りながら、微妙に風味の違う栗があることに気づきました。

栗の中身を出しているとき、明らかに甘味があっておいしい栗があったのです。甘栗に近いくらいの甘さで、とてもおいしく、色も少し黄色が濃いような身でした。

そういえば栗拾いのとき、スタッフのおじさんから「この栗林には3種類の品種があるよ」ということまでは教えてもらったのですが、どれがどの品種か?までは教えてもらえませんでした。

他の品種は、それほど甘くなく、こんなことなら、もっと詳しく品種について聞いておいて、出来るだけその、おいしい栗を狙って拾えばよかった!と思いました~。

そこで感じたことが1つ。

歩いて回れる程度の栗林だったので、土壌や気候などの自然条件は同じといえます。
違いは品種のみと考えてよく、品種の違いがいかに味わいに違いをもたらすか?がとても良くわかりました。

良くワインの世界では、品種と並んでこの「土壌の違い」というのがクローズアップされることが多いのですが、どうやら品種による違いほど劇的な差は現れず、それを感じ取ることは極めて難しいのではないか?と思ってしまいました。

と言うことは、ワインも土壌の違いよりも、品種の違いを意識したほうが、わかりやすいといえるのかも知れません。

ただ、ワインの場合、ブドウそのものを食べるわけではなく、醗酵という酵母と人為的なプロセスが大きく風味に影響するので、同じ品種なのに、全く違った風味のワインになってしまうことも珍しくありません。

ワインの場合、頼りになるはずの品種の個性も、絶対ではないということになってしまうのです。だからワイン選びは難しいし、ややこしいのですね~。

栗の違いに驚きつつ、感じたことをつづってみました

2009年9月13日 (日)

収穫は順調!

今日は、フランスから収穫状況をお知らせします。

ヌーヴォーの収穫はほぼ終了したようです。前評判どおり、ブドウの健康状態は極めて良く、特にブドウの粒が小さく、濃縮したワインが出来そうとのことです。

それと共に、ブルゴーニュの主要高級品種「ピノ・ノワール」なども、順調に生育が進み、本当によい状況のようです。

9月に入ってから、少し雨がありましたが、それも全く問題になるほどではなく、その後、乾燥した晴天で、夜間の気温も下がり、理想的な状況にあるようです。

少なくとも今週いっぱいは、こうした最高の天候条件が続くようで、一部始まっている収穫も極めて順調なようです。

全ての収穫まで、もう少し時間がかかりそうですが、このまま行けば、2009のブルゴーニュも本当に偉大な年となりそうですね。

悪いニュースが多い中、少しでもうれしいニュースがお伝えすることが出来、うれしいです。

どうぞご期待下さい!

2009年9月 7日 (月)

ワイン講座で思ったこと

先日、岡崎市にある、カルチャーセンター「暮らしの学校」にて、小生のワイン講座が行われました。

これまでも、店単位でのワイン会などは、1年に数回行っていますが、全く見ず知らずの方たちを前にする講座は久しぶりでした。

年の功もあり、以前ほど緊張しなくなったとはいえ、やっぱり全く見ず知らずの人を前に講演するのは緊張するものです。

試飲も兼ねた講座なので、お酒が入ってからは、いつもの調子で受講生の皆様も和気あいあいとした雰囲気になり、とっても盛り上がったのですが、前半の話の部分では、皆さん真剣そのもので、鋭い眼差しが突き刺さるような、そんな緊張感溢れる時間でしたcoldsweats02

最終的には、上記のとおり、とても満足されて、「次回の開催を熱望する」という意見も多々いただいたほどで、私としても、とっても満足でした。

今回は、「初歩の実践ワイン講座」ということで、出来る限りわかりやすくをコンセプトに進めましたが、結果的に受講生の皆様のベクトルにも合って、とても良い講座となりました。

ワインの世界では、とかく難しい言葉や情報がありふれていて、本当に一般的にワインを楽しもうとする人から見ると、それが「敷居の高さ」として映ってしまっているようです。

このことは、私が普段の営業の中で、さまざまな質問などに答えていくなかで、痛感していて、「もっとわかりやすく」を常に心がけているつもりではありますが、実はそれが一番難しいことで、なかなか満足できるまでには至っていません。

ただ、言葉だけではなかなか伝わりにくいことも、今回のように飲みながらのレクチャーでは、実際に飲んでみるという体験が出来ることから、参加者も極めて理解しやすく、こちらも、飲みながら、自分の感じたニュアンスを、ダイレクトに伝えることが出来るので、お互い求めるものが合致しやすく、とてもやりやすいのです。

ワインなんて薀蓄を読んだり聞いたりするよりもやっぱり、飲んでみなけりゃ~わからない ものなのですね~。

そして、さまざまなタイプのワインを試飲していただいた結果、面白いことに、私が予想していたものとは違うものが、一番人気となりました。

それは、ドイツの甘口白ワインだったのですが、 
イメージとして”ドイツワインは甘いのでダメ”と頭から否定する人がとても多いのですが、本当においしいドイツワインは、甘くてもしっかりワインのおいしさがあり、それはそれで十分おいしく楽しんで頂けるということを再認識しました。

このことは、自分自身も少し忘れかけていたことなので、これを機会に思い出すことが出来、とても良かったと思います。

実は、こうして人の前で講座をするということは、自分にとってもとても勉強になるのですね~。

それなりに準備やら勉強をしなおさなければいけませんし、改めて「ハッと」させられるようなことも多々あります。

人に教えて教えられることも多く、緊張はするものの、これは素晴らしいことだと思いました。

今後もこのような機会があれば、積極的にやっていこうと思っています!

2009年9月 4日 (金)

ボージョレ・ヌーヴォー オフィシャル情報

フランス食品振興会(SOPEXA)より、2009年ボージョレ・ヌーヴォー収穫情報が発表されました。

以下原文のまま引用です。

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【ボージョレーワイン委員会】
★2009年ボージョレー ヴィンテージ情報★
ぶどう畑の衛生状態は申し分なく、糖と酸のバランスに優れたぶどうのを成熟のピークで収穫2009年は‘エクセプショナル’な年に

ボージョレーワイン委員会は、8月17日付けで2009年のヴィンテージについて下記のように発表した。

今年は気候的に理想的であった。1月から4月は寒く(平均よりも1.4度低い)、5月から7月は暑く(平均よりも2.1度高い)、特に5月は1959年以来、最も高い気温を記録した。5月から7月にかけては日照時間が91時間を超え、3月から7月の平均気温は1968年以来、最も高かった(2003年を除く)。

7月も暑く(1997年以来の月平均より0.5度高い)、特に最初の20日間は気温が上がり、それに加え降水量が例年の半分以下で44mmを下回り、非常に乾燥していた。
この暑くて日照に恵まれた気候と、8月初めに10日以上続いた記録的な猛暑の影響でぶどう畑の衛生状態は申し分なく、ボージョレーのワイン生産者たちはおだやかに収穫の日を心待ちにしている。

発芽時期は平均的であったが(4月8日)、5月の暑さにより開花が早く(5月27日)、開花が全体に広まる期間も平均では10日間のところ、8日間と短かった。6月は降水量が多く、ここまでの成育のスピードがやや落ちるかと心配されたが、2008年よりも10日早い7月1日頃に結実が完了した。
果粒のヴェレゾン(色づき)は区画によるが、7月19日から26日頃と早く、今年のぶどうの成長の早さを物語るものであり、さらにヴェレゾン(色づき)は近年になく早く進行して2~3週間で終えた。

8月半ばの時点でぶどうの糖分は異例なまでに日々上昇している(平均1日あたり0.34度の上昇)。この高い糖度に対してpHは非常に低く、糖分と酸のバランスに優れていると言える。色づきも良く、最良の成熟度に達したぶどうを収穫することができるだろう。
ボージョレーでの収穫は8月27日より始まり、9月12日まで続く予定である。

収量は控えめで一株あたり平均11.8房の収穫が予想されおり、これはすばらしい品質の兆しとも言える。2009年は選果の必要すらない、すばらしいヴィンテージとなり、並外れた年と言われた2005年をも超えるであろう。

※9月2日時点の現地からの情報によると、ぶどうの成熟度は良好で、収穫は非常に順調とのこと。
****2009年のボージョレー・ヌーヴォーの解禁日は11月19日(木)です***

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さて、そもそも公式発表というのは、鵜呑みにしないほうが良い場合が多々あります。

なぜなら、あまり悪いことは言わない(言いたがらない)からです。

今年は確かに久しぶりのビンテージイヤーになりそうですが、上記のように、あの例外的・あるいは史上最高とまで言われた2005年を上回る。というのはいかがなものか?と思ってしまうのです。

確かに、現地の天気をチェックしていると、相当良いのは分かりますが、2005年のときのようなカンペキさには届かないような気がします。(あくまで個人的な見解です。)

ボージョレ・ヌーヴォーはすでに収穫が始まっているので、これでほぼ決まりでしょうが、今後より高級ワインの収穫は、さらに1ヶ月ほど天候の状況を注意しなければなりません。

このところ、あまり良いニュースのないワイン業界ですから、今年が久々のビンテージイヤーになってくれるのは、私としても、とてもうれしい限りです。

ただし、そう願うあまり、事実と異なった情報が先走らないようにして頂きたいものです。

「2005年と同じくらい」ならまだしも、もしも史上最高の2005を上回るようなことがあれば、それは本当に素晴らしいことなので歓迎ですが、果たして、2005年からたった4年で、史上最高の出来が更新されるというのも、出来すぎではないか?と眉唾を付けたくなるのです。

すでに収穫が始まっているボージョレ・ヌーヴォーに関しては、今年は偉大な年になったといっても良いでしょう。その他の産地、特にブルゴーニュでも、2005年以来、最高の偉大な年になりそうなのは間違いありません。だから大いに期待しても良いと思います。

でも、こういう年は得てして情報が先走る場合が多々あります(あった)。

最も心配なのは、「あの2005年を上回る出来」ということで、ワインの価格が大幅に上がってしまわないか?という点です。

私が言いたいのは、「一方的に発信される情報を、そのまま鵜呑みにすることは避けたほうが良く、実際に市場にリリースされた時に、バカ高いワインのセールストークに惑わされないように、今からこのことをしっかり頭においておいていただきたい?」ということです。

少なくとも、このブログを読んでいただいているあなたには、そのようなことがないよう、冷静に判断する一つの情報として活用頂ければ幸いです。

2009年8月30日 (日)

ボージョレ・ヌーヴォー状況

まもなく収穫を迎えようとしている、ボージョレ・ヌーヴォーwine

鍵となった8月の天候sunが極めてよい状況で進んでいることが、各方面からの情報+ソムリッチ独自で毎日フランスの天気情報をチェックした結果からも、間違いなさそうです。

一時、平年よりもかなり気温の高い日impactもあったようで、それまでの遅れを一気に取り戻したようです。

そのため、7月末の段階で予想されていた、9月7日前後の収穫開始が、3~4日、場合によっては1週間近く早まりそうなのです。

ということは、早ければ来週には収穫開始となるようです。

そこで、今後の週間天気を見てみると、極めてよい状況が続きそうな予報が出ていますので、これで今年の出来はほぼ決まったようなものでしょう。

久しぶり、というか、2005年以来の当たり年になりそうなので、とても期待が持てます。bleah

そろそろソムリッチでも、お得&確実な早期予約が始まりますので、久しぶりの当り年のおいしいボージョレ・ヌーヴォーを是非GETしてください!

ホームページからも注文できるよう、準備しておりますので、出来次第アップしてまいります。注目していてくださいね。

そして、ヌーヴォーよりも1ヶ月ほど遅れて、より高級なブルゴーニュワインに使われるブドウの収穫も始まりそうですので、まだまだ天候からは目が離せませんが、このまま良い状態が続いてくれることを祈るばかりです!

また新たな情報が入り次第、アップしていきますので、よろしくお願いいたします。

2009年8月21日 (金)

バラの花

先日の休み、家族サービスを兼ね、豊田市にある

鞍が池公園」に出かけてきました。

この公園、小さな動物園などがあり、気軽に行くことが出来る上、子供を遊ばせるには、なかなかのところです。

子供たちは結構楽しく遊んでいたので、間を見て私は、花がたくさんある花壇のような場所に一人赴きました。

そこにバラ園がありました。

時期的にもう終わりがけなのでしょうけれど、まだまだ花に近づけば、しっかり香りを楽しむことが出来ます。

ちなみに、私はバラの香りを嗅ぐのが大好きです。

白・黄色・ピンク・赤 と、それぞれ濃淡があり、さまざまな種類がありました。バラにもいろいろな品種があるのですね!

そして、それだけではなく、バラは、花の色によって、見事に香りが違い、赤いバラと白いバラでは同じ花とは思えないほど香りが違うのです。

ワインの香りの表現に、バラの花は良く出てきますし、私も良く使います。

白系の淡いバラは、白ワインに良く現れる香りを感じ、黄色は濃厚な白、ピンクは、ロゼから軽い赤、濃い赤色のバラは、見事に赤ワインに現れる香りがあります。

面白かったのは、同じ赤いバラでも、深みのある真紅から、ルビーレッド系の少し淡い色あいのものがあり、それぞれ違う品種でした。

そして香りの違いも見事で、深みのある真紅のバラは、いわゆる香水にもあるような、いわばローズアロマでしたが、少し淡い赤のバラは、フローラルでほのかにラズベリー系のニュアンスを感じました。

比較するとこんなにも違いがはっきりわかるので、思わずバラ園で蜂と格闘しつつも、しばらくその場を離れることが出来ませんでした~。

さて、難しいワインの表現用語ですが、バラの花の香りを覚えておくと、とてもわかりやすく理解できるようになり、勉強になります。

あなたも、是非バラに接する機会があったら、色の違いによる香りの違いを実感してみてはいかがですか?

以下、下手くそでわかりづらいですが、いくつか写真をアップします。

PS:ちなみにバラは狭く同じ区画に、さまざまな品種が植えられていました。そして、花の色で見事に香りが違う!

このことは、土壌の違いよりも品種の個性のほうが、比較にならないほど強く現れるということを表していると思います。

同じ品種同士を、違う土壌で比べたとき、僅かな違いは感じることが出来るでしょうけれど、品種の違いほどの差は、絶対にありえないのでしょうね。

ワインにも良く土壌とかテロワール(そのブドウの自然条件全体を表す言葉です)の違いと言うのが出てきますが、その差は極めて微妙であることがこのことからも理解出来るのではないでしょうか?

「テロワールの違いがわからない!bearing」と自己嫌悪気味にならなくても、あまり難しく考えないほうが、ワインは楽しめると思うのですが・・・catface

2009年8月18日 (火)

イタリアは猛暑

先ほど、懇意にしているイタリア・ピエモンテの生産者「カズティーノ」からメールがありました。

このところ毎日40℃近い日がずっと続いていて、もう大変だ!bearing

とのこと。

イタリアでも北部のピエモンテでこの気温というのも珍しいようです。

これだけ暑いと、ブドウにも悪影響を及ぼすので、畑仕事が増えてしまって、さらに大変だそうです。

日本は冷夏で、ヨーロッパは酷暑。なんだか2003年を思い出さずにいられない私でした。

フランスはイタリアほどではないにしろ、ここ数日は結構暑いらしいです。

ヌーヴォーは相当期待できるかも知れませんね!

2009年8月17日 (月)

今年は期待できるかも?

この時期になると、気になってくるのが、今年のワインの出来栄えです。

とっても気が早いのですが、特に、まもなく始まる「ボージョレ・ヌーヴォー」の出来栄えについては、毎日のように現地フランスの天候が気になってしまいます。

ボージョレ・ヌーヴォーの出来が全てではありませんが、その年の出来を判断する上で結構重要なのです。

特にブルゴーニュのワインについては、地域も近い(ボージョレもブルゴーニュワインですから)ので、特に気になってしまうのです。

さて、これまでのところですが、

今年の冬が例年並みに寒かったことで、ここ数年続いた異常な暖冬で、生育サイクルを狂わされたブドウも、今年は通常のサイクルを取り戻したようで、スタートは良かったようです。

その後、春から初夏にかけては大きな問題もなく、順調だったようですが、7月に入って天候不順となり、低温と日照不足が心配されました。

ただ、肝心なのは8月から秋にかけて、つまりこれからの天候です。

今のところ、8月に入って良い天気が続いていて、順調のようです。

現地からの情報に加え、私は毎日フランスの天気と気温をチェックしていますので、信頼してよいと思います。

2005年以降、手放しで喜べる当たり年というのがなかったので、今年はこのまま行けば、久しぶりの当たり年となるのではないか?と、現地でも期待が高まっているようです。

あまり良い事がない2009年ですので、このままワインの出来が良くなり、おいしいワインで、暗い気分を吹き飛ばして頂けたら幸いです。

ともあれ、今年もどんな年でもおいしいヌーヴォーを造ってくれる、優秀な生産者のものを厳選してご用意していますので、是非ともご予約お待ちしています!

2009年1月 9日 (金)

シャトー・ラトゥールが売りに?

あのシャトーラトゥールが売りに出ているという情報をフランスからキャッチしました!

去年の暮も押し迫った30日に、アナウンスされたらしいです。(正確な情報かどうかはわかりませんのであしからず)ただ、火のないところに煙は立たないので、間違いなさそうですね。

ということは、発表があってまだ1週間そこそこ・・・。

その売り出し金額は・・・なんと

6億ユーロ!ざっと計算しても約780億円!

買いたい人はどうぞと言うことなので、名乗りを上げたいのですが、億じゃなくて万の単位だったら、借金してでも私が買います(誰でも買うわな~そりゃ~)が、桁がどんだけ違うやら・・・

売りに出した原因は、どうやら、今回の金融危機が影響しているようです。

名門ラトゥールとはいえ、オーナーはワイン生産のプロではない、世界の大富豪(2008年ランクキングでは39位だそうです←正確な情報ではありませんが、富豪であることに変わりはありません!)ですからね!いざとなったら「売る」と言う発想になってしまうのでしょう!!

ボルドーの一部の高級ワインが、飲み物としてのワインではなく「ビジネス」になってしまっている、ということがとても良くわかる事例ですね。

それにしてもこんなところにまで影響するとは、今回の危機、ただ事ではないです!

2009年1月 2日 (金)

さざんか

元旦の昨日、久しぶりにゆっくりしました。

風が強く寒い日でしたが、家族で近くの展望台のある公園に散策に出かけた時のこと。

里山はまさに冬枯れ!木々には葉もなにもなく、荒涼とした冬の風景でしたが、その中で唯一元気だったのが「さざんか」!

私は、この花が好きです。

花に近づいて、香りを嗅いでみると・・・

とてもフローラルな良い香り!

私、さざんか大好きなのです!

さて、このさざんかの香り、どこかでかいだ覚えはありませんか?

そう!ピノ・ノワールのワインの香りにとても良く似ています!

ツバキの花の香りに例えられることもあるピノ・ノワール!

さざんかは、ツバキの仲間なのですね。だから香りもとても良く似ている!

ちょっと寒いですが、是非里山のさざんかを見て嗅いでみてはいかがでしょうか?

そのあと、ピノ・ノワールを飲んでみると!なるほど!と発見があるかも知れませんよ!!

2008年11月18日 (火)

まもなく!

すっかりご無沙汰してしまい、本当にごめんなさい!

いよいよあさって、正確には明日の夜中、ボージョレ・ヌーヴォー解禁です!

ソムリッチでは、明日の夜中0時から1時まで、臨時営業しますので

もしお越し頂けるあなた!お待ちしてます!

ところで、ヌーヴォー試飲してみました。

なかなかおいしかったですよ!前評判よりもぜんぜんGood!

少なくとも、去年並み(それ以上)のおいしさになっています。

乞うご期待!

2008年10月10日 (金)

超高級ワインはまだ買うな!

大変ご無沙汰してしまいごめんなさい!

本当に久しぶりのコメントになってしまいました~。coldsweats02

さて、タイトルのとおり、1929年以来の大恐慌か?と言われているほど、強烈な金融不安が世界中を駆け巡っています。

今の時点で私はあなたにアドバイスしたいことは、ズバリ

「超高級ワインはまだ買うな!」と言うことです。

アメリカ発のこの危機、先進国のみならず、BRICSと呼ばれる、成長国にも及んでいて、留まるところを知りません。

ここまで来ると、本当に末恐ろしくなります。

やはり今まではバブルだったのでしょう!

それはワインも同じことです。

私は1995年96年と当たり年が続いたボルドーワインが、高騰をし始めたとき、慌てて買い込んだため、その後価格が下落して、大変な思いをした苦い経験があります。

現在、いわゆる高級ワイン市場(ボルドーの8大シャトーとかロマネコンティや一部のトップドメーヌのワインたち)は異常なまでの価格高騰で、本当に金銭感覚が麻痺してしまったような状況です。

当たり年の2000年とか2005年ものは仕方ない(それにしても異常!)にしろ、それにつられた周りの年まで、異常な高騰で、私のところに来る海外からのオファーを見ても、毎回のように値上がりしていて、とどまる所を知らない状況でした。

その一番の原因は、中国やロシアなどの新興国の需要の急増でした。

価格の高い有名な銘柄の順に「いくらでも良いから売れていく」という成金的バブリーな市場にこれらのワインがどんどんと流れ、日本では原油高・円安のダブルパンチで全く勝負にならない状況が続いていました。

ところがこの数週間の暴落によって、中国やロシアのバブルが弾けたようです。

特にロシアの暴落はひどいようで、今日のニュースで見たのですが、2日間も株式市場が取引停止となるなどの異常事態だそうです。

経済状況がこうなれば、今まで「いくらでも良いからよこせ!」と言っていたバブリーな人たちが、ワインを買わなくなると思うのです。

そうすると、おそらく今後、まだまだ世界の情勢がどうなるか?わかりませんが、今までバブル的に高騰していた一部高級ワインの価格が、少なくとも、1年前のような状態に戻ると言うことは考えにくく、間違いなく価格下落が起きるでしょう。

こんな異常事態が長く続くわけがないと思っていたので、私はここ数年、特に要望がなければ、高級ワインをあえて仕入れることをしませんでした。

まだまだ状況はなんともいえませんが、まず間違いなく下落するでしょう。

そう考えると、今高級ワインをバカ高い価格で買うべきではないと、アドバイスしたいのです。

まあ、当たり年や、ロマネコンティなどの、極めて生産量の少ないようなワインは、あまり変わらないかも知れませんが、つられて上がった年などは、絶対に下がるでしょう!

あと半年から1年も待てば、かなり割安に(と言うよりそれが本来の姿なのでしょう!)高級ワインも飲めるようになるのではないでしょうか?

ただ、ワインは安くなって良いかもしれませんが、肝心の経済状況の悪化は、ちょっと普通じゃないので、しばらく世界の経済状況から目が離せません!

2008年9月24日 (水)

試飲会レポートつづき

引き続き、試飲会レポートです。

今回最も気に入ったのは、シャンボル・ミュジニでしたが、そのほかにも、いろいろなワインを飲んで、また気づいたことがたくさんありました。

*ニューワールドと大陸の違いは明らか!

ニューワールドとは、チリやオーストラリア・アメリカなど、ヨーロッパ(大陸)以外の産地で造られたワインのことを指します。

特にチリやオーストラリアなどは、天候が安定していて日照時間が長く、ブドウがとても良く熟します。そのため、糖度も上がり果実味豊かで、渋みと言うより場合によっては「甘く感じるほど」飲みやすい味わいになります。

ヨーロッパのワイン(ブドウ品種が同じや似ている場合)とは、やっぱり味わいに違いがでるのがはっきりわかりました!

最初、ヨーロッパ系のワインを試飲して、その後ニューワールドに入ったので、余計にその違いが明らかで、チリのシャルドネを口にした瞬間「甘~っ!」と思ってしまいました。

この違いは本当に面白く、ニューワールドは、ぱっと飲むととても飲みやすくおいしい!でも、飲んでいくうちに飽きてくるように思えます。

逆に大陸ワインは、最初とっつき悪いけれど、飲んでいくうちにおいしくなっていき、飲み飽きない。

という大まかな傾向があると思えるのです。

もちろん、全てがそうではありませんが、全体的な傾向としてはそう思えるのです。

ワインだけ味わうのならニューワールド。食事と共になら大陸が良いかも知れませんね!

ともあれ、どちらにしても「好み」の問題ですから、自分がおいしいと思えるものがベストであることには、なんら変わりありません!

どうしても私個人の好みが反映されてしまうのでいけませんが、私はやっぱりヨーロッパ系が好みですhappy01

2008年9月22日 (月)

My  Favorite

先日、業者の試飲会に出かけて来ました。

100種類以上のワインがありましたが、さすがに全てをみるわけには行かず、興味のあるワインを重点に、それでも100近くのワインを試飲してきたので、その報告です。

*やっぱり「シャンボル」大好き!
改めて、そう思いました!My Favoraite is Chambolle Musigny!

(今回、ブルゴーニュに徹したコメントをしますので、細かな解説は省略させて頂きます。ある程度ブルゴーニュをご存知の方に理解できる内容となっていることをご了承下さい。)

試飲会の目玉で、優秀生産者の「ジョルジュ・リニエ」のワインが、結構出ていました。
ここは、モレ・サンドニが本拠地なので、モレを中心としたワインが最も得意で、ワイナリーの代表的なワインは、モレ・サンドニ・クロ・デ・ゾルム というプルミエクリュの銘柄です。

私も、クロ・デゾルムは何度か飲んだことがあって、以前からかなりのお気に入りでした。

今回ももちろん2005年ものが出ていましたが、そのほかに、2005年物の

「シャンボル・ミュジニ」・「モレ・サンドニ」・「クロ・サンドニ2004グランクリュ」・「クロ・ドラ・ロッシュ・グランクリュ」

を同時に飲み比べることができたのです。

その中で、最もお気に入りだったのが、「シャンボル・ミュジニ」だったと言うわけなのです。

以前お気に入りだった「クロ・デゾルム」よりも断然良かったのです!しかも片やプルミエクリュ!シャンボルは、ただのヴィラージュです。

もちろん、他のグランクリュのが、パワフルで奥行きがあったのは確かです。でも今飲むことを考えると、断然「シャンボル」でしたね~。

ブルゴーニュ赤ワインの中で、最も女性的といわれているとおり、とても柔らかく、ジワリと染み入るような果実味と、酸味、タンニンと甘味のバランスが抜群のエレガントな味わいでした。素直に「うまい!」と思えたワイン!

すぐ隣のモレ・サンドニと比較すると、その柔らかさが際立っていました!

他の生産者のものでも、結構気に入るのは、「シャンボル」が多いのです。今回「シャンボル」が好きなんだな~とつくづく思いました。

ブルゴーニュはテロワール(土地)のワインといいますが、同じ生産者で、これだけの味わいの差がでるというあたり、やっぱり面白いな~と、実感した良い経験でした。

これを読んで飲みたくなったことと思いますが、難点は価格!

信じられないほど高いです。今のご時勢なので仕方ないものの、シャンボルで¥8000は下りません!

いくらおいしくても、これでは手が出ない!

残念な世の中ですね~。

2008年8月26日 (火)

少し落ち着いた

今月半ばあたりから、更新がいつもくらいのペースに戻って?しまって、スイマセン!

最近少し落ち着いてきました~!

というのも、まもなく「ボージョレ・ヌーヴォー」の予約キャンペーンがまもなく始まります!その準備で、結構ドタバタしていました~。

準備出来次第、このブログでもアップします!

今年の、ボージョレ・ヌーヴォーキャンペーンは、いつも以上に気合が入っていますよ~!

どんな内容か?は、後のお楽しみですが、初登場の超オススメアイテムがあったり、予約プレゼントも魅力的!

ところで、さまざまな情報が飛び交っている、今年のボージョレ・ヌーヴォーの出来栄え!

気になるところですが、手放しで喜べる年ではないことは間違いなさそうです。

実際には、これから収穫までの2週間ほどが勝負なのですが、天気図を見る限り、高気圧が張り出し始めてきているので、このままがんばってくれれば、良い出来が期待できそうです!

ただ、間違いなく言えることは、いつも以上に、生産者を選ぶ必要があるようです。

その点、自信あり!です。

乞うご期待!

2008年8月10日 (日)

この泡おいしい!

谷選手の銅メダル おめでとうございます!

残念じゃないといえばウソになりますが、よくがんばってくれたと思います。お疲れ様と言いたいです。

今日は男子の内柴選手!期待しています!!もちろん北島選手もね!!

ところで

昨日、突然試飲したこの泡(スパークリング)

熟成感と爽快感のある風味で、コクと深みもあり、おいしかった!

今日もまだ残っているので、もしお試しされたい方!是非店までお越し下さい!

ちなみに、スペイン産のエスプモーソ(スパークリングワイン)です。

もちろん製法は、シャンパン製法!

11月の初入荷に向けて、今検討中です。

乞うご期待!!

2008年7月31日 (木)

もう?ボージョレ・ヌーヴォー

40度にもなろうかというこの時期、各取引先から今年のボージョレ・ヌーヴォーの案内が少しずつ届き始めました。

このところの天候は安定しているらしく、春からの天候不順で心配された作柄も、何とか例年並みの収穫が出来そうだという情報です。

今年はかなり特異な年になったようで、春の悪天候が良い意味で影響して、結構おいしくなるという意見も出ています。

いずれにしても、今後の推移を見守っていく必要があります。

今年のボージョレ・ヌーヴォーは値上がり必至といわれています。ソムリッチでも、出来るだけ値上げ幅を抑えて、今年もおいしくお値打ちに楽しんで頂きたいと思っています。

9月に入れば、先行予約のご案内が出来ると思います。

今年は初登場の「超おいしいヌーヴォー」も入荷予定です。ご案内を楽しみにしていてください!

2008年7月24日 (木)

コレ美味!

ダヴィデさん家のNEWワインを試飲しました。

2003年の、モンテクッコ・サンジョベーゼ

見た感じ、今発売中「モンテクッコ・ロッソ」というワインとソックリ!「どこが違うの?」っていう感じですね。

でも、銘柄が違うのですよ!

ロッソは、サンジョベーゼとチリエジージョというブドウのブレンドですが、このワインはその名のとおり、「サンジョベーゼ」100%です。

さて、その味わいですが・・・

発売中の「ロッソ」は、かなりボリューム感のある味わいで、一言で言うとパワフルです。

今回試飲した「サンジョベーゼ」は、ロッソと比べて、一段軽いというか、エレガントです。軽いというのは、ロッソと比較しての話ですので、コレだけ飲めば十分にパワフルに感じられるでしょう。

色は熟成感のあるレンガがかったルビー。香りはこの生産者の一貫した特徴が感じられます。タバコや干草、プラムなどのドライフルーツのニュアンス。ほのかに八角などのスパイスの香りも感じられ、サンジョベーゼらしいチョコレートっぽさもあります。ここのワインの特徴で、抜栓後翌日のほうが、コクと深みが出て一層おいしくなります。

とても良い感じの熟成感があり、しっかりとした味わいとボディもあって、エレガント!

今飲み頃です。私はとても好きなタイプ!

実は、先日たまたまフランスに在住の友人夫婦が店に来てくれて、そのご主人(ダンサーなのです!写真を取り忘れました。今度会ったら写真アップします!)いわく、

「とてもパワフルでフランスのシャトーヌフ・デュパプに似た味わいです。お肉、特にジビエなどに合いそうなワインですね。おいしい!」

と絶賛いただきました。

次回、品切れしているオイルと共に、このワインも取り扱い決定ですね!

楽しみにしていてください!

多分11月くらいの予定です

2008年7月19日 (土)

プチ試飲会レポート

先日、店頭での「プチ試飲会」の簡単レポートです。

おかげさまでなかなか盛況でした。

そのため、試飲会の模様は写真に収めることが出来ず、写真はワインのみです。

試飲会

黒かびに覆われたビン口↑

試飲会

今回の試飲ワインは、この2つ

「ピュリニ・モンラッシュ」と「シャサーニュ・モンラッシュ」です。

共に、21年熟成された1987年ものです。

ブルゴーニュにとってこの年は、世間一般的に言われるような「悪い年」ではなく、比較的良い年だったそうです。

最高の白ワインの産地として知られる両者!常に比較される立場ですが、なかなか飲み比べが出来る機会はありません。さらに、熟成したワインとなるとなおさらです。

今回は、全く同じ生産者・年・ブドウを比べることが出来るという、極めて貴重な機会となったわけです。

さて、肝心の味わいは・・・

共に、淡いゴールドのような、トパーズのような深い色!

「シャサーニュ・モンラッシュ」・・・香りは、ナッツやウイスキーのような香りが印象的です。驚いたのは、抜栓直後の酸味の強さ!21年経過しているのに、とてもしっかりとした酸があり、パワフルさにビックリ!このパワーのおかげで、翌日のほうがまろやかでおいしかったのです。

「ピュリニ・モンラッシュ」・・・シャサーニュと比べて、よりフレッシュな果実の香りと石を思わせるミネラリーなニュアンスがありました。味わいも、よりミネラリーでシャサーニュほど強い酸がありませんでした。エレガントで奥行きの深い味わい。個人的には、ピュリニーがおいしかったですが、翌日後半になると、少し風味が落ちてきた印象で、酸の強さの違いが出たような気がしました。

どちらのワインも素晴らしい味わいで、若いワインでは決して味わうことが出来ない、円熟したおいしさにご来場のお客様も大満足でした。

抜栓せずに管理をすれば、今後数年は熟成しておいしく飲んで頂けるパワーも感じました。

おいしい白って、本当に良いですね!

2008年7月13日 (日)

天候不順

今年、ヨーロッパの主要産地「イタリア」「フランス」では、春にかつてないほどの雨が降ったようで、かなりの天候不順だったそうです。

ワイナリーからも、「雨ばかりで、外で仕事が出来ない!こんなことも珍しい」と、メールが入ったくらいですから、やはり相当不順だったようです。

これだけ雨が多いと、心配なのが今年の出来ばえ!

このまま収穫まで雨が続くと、本当に最悪の事態になりそうだと心配されていましたが、ここ最近になって、天気も回復し、イタリアのトスカーナなどでは、連日30度を超えるような暑さが続いているようで、やれやれといったところのようです。

収穫まで、これからあと2~3ヶ月といったところですので、このまま順調に行ってくれれば!と願うばかりです。

ちなみに、8の付く年は今までも結構当たり年が続いていたので、きっとこれからも良い天気に恵まれるでしょう!

過去の8の付く当たり年・・・1978・1988・1998(一部) さて2008は?

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